こんにちは、naoです。
新型コロナウイルスワクチン接種が拡大されてきました。
ファイザー製のワクチンだけでなく、モデルナ製ワクチンも日本で打てるようになりました。
ファイザー製は医療現場での接種で使用され、
モデルナ製は大規模接種会場や職域接種で使用されるようです。
- それぞれどういった違いがあるのか?
- 結局どっちのワクチンがいいの?
疑問に答えて行きたいと思います。
mRNAワクチンとは
ファイザー製、モデルナ製ともにmRNAワクチンです。
mRNAはタンパク質を生成するための設計図の役割があります。
ワクチンを接種するとmRNAが細胞内に取り込まれ、
新型コロナウイルスのトゲトゲした突起が作られます。
この突起に対しての抗体など免疫が生成されます。
突起が作られるだけなので、ワクチンを打っただけで
新型コロナウイルスに感染することはありません。
新型コロナウイルスが体内に侵入した際に、免疫システムが働くことで
感染予防や重症化を防ぐことに有効であるといった機序になります。
ワクチンの効果は
2回目接種後2週間後の発症予防効果は、
ファイザー製は95%、モデルナ製は94%と報告されています。
アメリカCDCはファイザー製93%、モデルナ製82%と報告しており、
どちらを選んでも有効性に大差はないと言われています。
ともに筋肉注射で、2回目までの投与間隔は、
ファイザー製は21日、モデルナ製は28日です。
また保存方法も違いがあり、
ファイザー製は-60~-80度で保存しなければなりませんが、
モデルナ製は-20度で保存できます。
また2-8度でファイザー製は5日間しか保存できない
一方、モデルナ製は2-8度で30日間の保存が可能です。
接種前の希釈もモデルナ製は不要です。
比較的モデルナ製のワクチンの方が保存や接種時の扱いもしやすいといった特徴があり、
それが大規模接種会場や職域接種など医療現場でない場所で用いられる理由の一つではないでしょうか。
副作用は
ワクチン接種の副作用としては、
肩の痛み、腫れ、かゆい、だるさ、頭痛、筋肉痛、関節痛、寒気、発熱、芸、腹痛
などがあります。
どの副作用も若干、モデルナ製の方が報告が多いようです。
モデルナ製ワクチン1回目接種後1週間で接種部位が赤く腫れる
「モデルナ・アーム」と呼ばれる症状も1%程報告されています。
名前もついて仰々しい副作用に見えますが、数日で消失するようです。
私はファイザー製二回目接種した翌日に
発熱やだるさなど経験しましたが、
1日で改善しましたしあまり気にする必要はないと考えられます。
私のワクチン接種体験は下記に載せておくので良かったら御覧ください
重篤な副作用であるアナフィラキシーに関しては、
100万回あたり、
ファイザー製4.7件に対して、
モデルナ製2.5件と
モデルナ製の方が少ないと報告されています。
こちらも頻度が少ないため、あえてモデルナ製にする必要もないでしょう。
結論
結局どっちのワクチンがいいのかですが、
特に優劣はないのが現状と考えられます。
医療機関での接種ができる人は医療機関で
大規模接種会場や職域接種ができる人はそちらで
それぞれアクセスしやすい場所での接種で問題ないでしょう。
ワクチンの種類で選択を変えるといったことをしてもあまり有益ではなさそうです。
それではまたよろしくお願いいたします。
コメント
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