【治験バイト】治験ってなに?わかりやすく説明します【実は儲かるの?】
こんにちは、naoです。
こんな記事がYahooニュースに上がっていました。
治験バイトで年間500万円稼いだ男性が、アスリート並のストイック生活を送るワケ
そんなわけで今回は治験について扱って行きたいと思います。
そんな疑問に答えていきます。
・治験ってなに
薬が開発される時に、市販される前に必ず行われる薬の試験のことです。
まず動物実験で効果と安全性を調べた後、
人に投与して調べる試験を臨床試験といいます。
第Ⅰ~Ⅲ相試験に分かれていて
第Ⅰ相 | 少数の健康な成人を対象に、少量から薬を開始し、 投与量を増やして安全性を調べます。 また定期的な検査で薬の血中濃度の変化なども調査されるため 頻回に採血を行います。 |
第Ⅱ相 | 少数の患者に薬を投与し効果や安全性とともに 効果的な使い方(薬の用量、用法)について調べます。 |
第Ⅲ相 | 多数の患者に薬と対照薬(偽薬)をそれぞれ投与し、 効果や安全性を比較し最終的に判断します。 |
その後を厚生労働省で審査を経て新薬として承認され市場に出回ります。
安全性に関しては、
第Ⅰ相<第Ⅱ相、
第Ⅱ相<第Ⅲ相
と臨床試験を積み重ねた方が当然高くなります。
・治験って儲かるの?
治験での報酬は負担軽減費と言われます。
そのため、治験バイトではなくボランティアといわれます。
入院の治験は1泊あたり15,000円~30,000円、
通院の治験は1回あたり7,000円~10,000円程度
と言われています。
入院の治験では最終日にまとめて現金で手渡しで支払われ、
通院の治験では、通院ごとに現金で手渡しで支払われるか、
通院した月の翌月末に銀行振込で支払われます。
例:
10日の通院治験→10万円程
10泊の入院治験→30万円程
・治験って危なくないの?
治験は危険だから高額な負担軽減費が支払われるわけではなく
入院治験などでは1日に20回~30回ほどの採血が行われることもあり、
それらの負担に対して支払われるものであり負担軽減費と言われます。
治験はいきなり何もわからない薬を投与するのではなく、
事前に動物実験で安全性を確認した上で実施されます。
また第Ⅰ相試験では、
少量の薬から投与され安全性を確認した上で
徐々に量を増やしていきます。
・副作用がでた場合は?
副作用が出た場合は、
治験と因果関係が否定できない場合は
治療費や検査費、交通費などは、製薬会社負担となります。
万が一治験による死亡や後遺症があればその補償も受けられます。
治験について興味を持った場合は
治験募集サイトを以下に紹介します。
それぞれ募集条件もあるので参考にしてみてください。
国内最大級の治験情報サイト Qlife
・20歳以上の日本人
・東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、福岡県の在住の方
|
ソニーと様々な分野で協業しているエムスリーのグループ一員。
国内最大級の治験モニターサイトで登録者は58万人以上です。
治験だけでなく、健康食品、化粧品モニターなどの多数案件があります。
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臨床試験・治験の情報サイトなら【ニューイング】
・19~80歳の日本人
・ 東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・山梨・大阪・兵庫・京都・奈良・福岡・佐賀の在住の方
|
15年の実績がある治験ボランティアのパイオニアです。
健康な20歳~35歳の男性には入院試験の案件が多数掲載。
生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病)、がんやアレルギーなどの疾患の方の治験にも対応。
無料会員登録で臨床試験・治験募集メールを配信するサービスもあります。
関東、関西、だけでなく幅広いエリアで募集しています。
詳しくはこちら。
コーメディカルクラブ
・20歳以上の日本人
・関東:東京、神奈川、埼玉、千葉に在住の方
・関西:大阪、兵庫、福岡に在住の方
|
糖尿病や花粉症の案件を特に多く扱っています。
詳しくはこちら。
インクロム ボランティアセンター
・40~65歳の日本人
・東京、大阪在住
・糖尿病、脂質異常症、高血圧症、高尿酸血症、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症の疾患を持っている方
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いろいろな治験を扱っています。
詳しくはこちら。
V-NET(医学ボランティアネットワーク)
・20~39歳の日本人男性
・関東(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬)在住の方
・関西(大阪・京都・兵庫)在住の方
・中部(福井・富山・石川・愛知・岐阜・滋賀)在住の方
・BMIが18.5以上25未満の方
|
非常に幅広いエリアでの案件を募集しています。
詳しくはこちら。
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