こんにちはnaoです
どんどんワクチン接種が加速して
目標にしていた1日100万人を達成できたようです。
そんなワクチンですが、気になるのが副作用。
特に死亡例も報告されています。
死亡例ですが、
・どんな原因でなくなったのか?
・ワクチン接種の関連はあるのか?
・結局ワクチンは打つべきなのか?
そんな疑問に答えて行きたいと思います
・どんな原因でなくなったのか?
2021年6月23日に開かれた
「第 62 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副 反応検討部会、令和3年度第 11 回薬事・食品衛生審議 会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」
の資料で公表されています。
2021年6月18日までに355人の死亡例があったと報告され、
2月17日から6月13日までの277人の死亡報告分に関して分析されています。
死亡した病名で複数書かれているものもあり
死亡原因は363例としています。
それぞれ死因別で見ると
が多く、
とされています。
年齢別だと、
と65歳以上が多かった結果でした。
この65歳以上で見てみますと
でした
一方昨年の厚生労働省のホームーページより
令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況によると
昨年のコロナワクチンが出回る前の日本における
10万人あたりのそれぞれの死亡率は、
と元から多いのが現状です。
6月14日のワクチン接種者の割合としては
65歳以上の高齢者は41.31%だそうで
もし日本に65歳以上のワクチン接種者しかいない場合を仮定すると
それぞれ0.4131で割ってみるとそれぞれの死亡率がでます
結果は下のように
65歳以上のワクチン接種を打った人しかいなかった場合の死亡率(10万人あたり) | 令和2年の死亡率(10万人あたり) | |
心臓疾患 | 266.2 | 280.2 |
神経系障害 | 101.6 | 125.1 |
呼吸器障害 | 82.3 | 140.1 |
とすべて昨年より低い死亡率でした。
ここで注意が必要なのは、
ワクチンを打った65歳以上の人ですが
ワクチンを打てるぐらい元気だった可能性があります。
逆にワクチンを打っていない65歳以上の人は、
ワクチンを打てないくらい体調が悪い人もいるため、
本当は死亡率はもっと高くでるかもしれません
また、これは2月17日から6月13日の4ヶ月間の死亡例なので
単純に前年の死亡率と比較はできないため、このデータは解釈にも検討が必要です。
また、40歳未満8例ですが、
個別に死因をそれぞれ見てみると
40歳未満のワクチン接種人数が不明なので割合が調べることができませんが、
通常40歳未満でも突然死する疾患として
それぞれありえる病気ですので
ワクチン接種と関係ないように思います。
・ワクチン接種の関連はあるのか?
結論としてですが、
厚生労働省検討部会での専門家の評価としては、
としており、引き続き専門家の評価を進める
と記載されており、とても端切れの悪い結論となっております。
アストラゼネカ製ワクチンは血栓症が若年者で多いとの報告がありますが、
現段階では日本で使用されているファイザー製やモデルナ製では
重篤な合併症について起きるといった報告はありません。
新型コロナウイルス感染によるデメリットを考慮すると
ワクチン接種にて発症予防、重症化予防を考えると
ワクチン接種をすることのメリットが上回ると個人的には考えます。
それではまた。
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