こんにちは、naoです。
・新型コロナウイルス変異株って?
ウイルス全般に言えることですが、遺伝子変異が起きることで
ウイルスの生存に優位な変異を持ったウイルスが出てきます
新型コロナウイルスの変異株としては、アルファ株、ベータ株、ガンマ株、カッパ株、デルタ株があります。
特にベータ株、ガンマ株でワクチン効果減弱させると懸念があります。
以前はインド株など国名で言われていましたが
2021年5月31日にWHOによってギリシャ文字をを使った呼称で命名されております。
・アストラゼネカ製ワクチンとベータ株
NEJMオンライン版2021年3月16日号で報告です。
南アフリカ共和国で行われた
多施設共同無作為化二重盲検試験を行い、アストラゼネカ製ワクチンの安全性と有効性を検証。
被験者を無作為に1対1の割合で、一方にはワクチンを、もう一方にはプラセボ(偽薬)を、21~35日間隔でそれぞれ2回投与した結果、
発症予防の有効性は全体で21.9%、ベータ株だけでみると10.4%であったとし
アストラゼネカ製ワクチンのベータ株への有効性は乏しいとされています。
・他のワクチンの有効性はどうか?
ワシントン大学医学部保健指標評価研究所(Institute for Health Metrics and Evaluation、IHME)が、
各ワクチンの各変異株に対する効果を以下のようにまとめています。
※カッコは推定値
・まとめ
日本でワクチン接種が実施されているのは
ファイザー製やモデルナ製ワクチンであり、
現在認めている変異株に十分効果がありそうだと言えそうです。
今後も変異株が更に出現することが予想され、
さらにワクチンが効きづらくなることも考えれます。
全世界でワクチンが普及し早期に根絶することが重要だと言えそうです。
それではまた。
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