こんにちはnaoです。
小学生の学校検診から毎年やっていて非常に身近な尿検査ですが、
どうして尿検査するのか?
そんな疑問に答えていこうと思います。
尿検査って必須なの?
小学生から尿検査が実施されていると思いますが、尿検査は必須なのか?
答えはYesです。
昭和48年の学校保健法一部改正により健康診断に尿検査が導入され、小学校、中学校、高校、大学では尿検査が義務付けられています。
社会人も労働安全衛生法に定期検診で尿検査が義務付けられています。
退職した後でも特定健診があり、こちらにも尿検査の項目があります。
尿検査ってしたほうがいいの?
尿検査を実施する理由としては、腎臓病の早期発見が挙げられます。
また糖尿病の場合、尿糖が検出されるので糖尿病の発見にも繋がります。
腎臓とは?
腎臓とは腰の高さの握りこぶし大程度の大きさの臓器で
左右に一つずつ、合計2つあります。
腎臓の働きには尿を作ったり、血圧やホルモンを調整したりします。
腎臓では尿が作られ、尿管を通って、膀胱にためられます。
ある程度膀胱に尿がたまると、尿意を催して尿道から尿が排泄されます。
おしっこが我慢できないほど尿意があるときは、この膀胱がパンパンな場合があります。
腎臓病では通常徐々に腎臓機能が低下します。
腎機能が徐々に悪くなった腎臓は回復することがありません。
腎臓の機能が低下し、末期の状態になってしまうと血液透析など、腎臓の機能を補う治療が必要になります。
そのため腎臓病があればすぐに治療し、腎臓病の進行を抑えることが重要になります。
腎臓病の症状は?
腎臓病の症状は、むくみ、疲れやすい、息切れなどが挙げられます。
しかし初期は症状が出ず、症状がでたときにはすでに進行してしまっていることが多いです。
そのため、尿検査を実施し早期に腎臓病を診断することが重要になってきます。
腎臓が障害されると、尿検査で尿蛋白や尿潜血が検出されます。
尿検査のメリット
また尿検査は採血のように痛いこともなく、試験紙に尿をつけるだけなので技術も場所も問わずできる検査です。
まとめ
尿検査は腎臓病の早期発見のために重要な検査です。
尿異常が指摘されたら医療機関受信をして腎臓病が進行するのを防ぐことが重要です。
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